資産が増えないと焦るときに見直したこと|教育費がかかる時期の投資と家計管理、ふるさと納税で食費を節約

最近、資産の増え方が少し停滞しています。

もちろん、相場の動きもあります。

でも、それだけではありません。

今は子どもの教育費にかかるお金が大きく、投資信託の積立額も、思うように増やせない時期です。

以前なら、

「今月はこれだけ積み立てられた」

と喜んでいたはずなのに、最近は、

「これしか積み立てられなかった」

と感じることがあります。

資産形成を続けていると、資産残高が増えていくことに慣れてしまうんですね。

少しでも増えていればいいはずなのに、以前より増えるスピードが遅くなると、なんとなく落ち着かない。

数字を見ては、ざわざわする。

そんな時期が最近ありました。

教育費がかかる時期は、投資額を無理に増やさない

教育費が必要な時期なのだから、投資に回せるお金が少なくなるのは当然です。

頭ではわかっています。

それでも、資産形成を続けていると「もっと積み立てたい」と思ってしまいます。

でも、ここで無理をしてはいけない。

教育費も必要。

毎日の生活費も必要。

そして、投資も続けたい。

全部を完璧にしようとすると、家計が苦しくなってしまいます。

そこで今回は、投資信託の積立額を増やすことではなく、違うところに意識を向けてみることにしました。

積み立ては、今までどおり続ける。

そのうえで、日々の生活費を少し見直してみる。

そこで目を向けたのが、毎年利用している「ふるさと納税」でした。

ふるさと納税を「家計の食費」に組み込んでみる

去年のふるさと納税では、お米を選びました。

当時はお米の価格がかなり高かったので、毎日の食費を考えると、お米を返礼品にするのはとても助かりました。

今年も同じようにお米にしようかなと思っていたのですが、最近は少し価格が落ち着いてきました。

そこで、今年は違うものにしてみようと思いました。

選んだのは、鶏肉と豚肉です。

ふるさと納税のサイトをいろいろ見ていると、そこで初めて気がついたことがありました。

「定期便」がある。

しかも、複数回に分けて届けてもらえる。

さらに、回数も選べる。

これは便利そうです。

ただ、ここで問題になったのが、

「我が家は一体、どのくらいお肉を食べているんだろう?」

ということでした。

我が家は毎月、何キロのお肉を食べている?

今まで、そんなことを考えたことがありませんでした。

毎週スーパーへ買い出しに行って、

「豚肉が少なくなったから買おう」

「鶏肉も買っておこう」

という感じ。

何グラム食べているのかなんて、考えたこともありません。

そこで、毎週どのくらい使っているのかを考えて、月に換算してみました。

お弁当も含めて計算してみると、我が家は思っていたより小食。

豚肉は3kg。

鶏肉も3kg。

これくらいあれば、かなりの期間まかなえそうです。

必要な量がわかってしまえば、あとは簡単でした。

「これなら定期便にできる」

そう思って、さっそく注文しました。

実際に届いてみたら、想像以上に使いやすかった

そして、返礼品のお肉が届きました。

まず嬉しかったのが、小分けになっていること。

豚肉は300gずつ。

鶏肉も1枚ずつパウチされています。

冷凍庫に入れる前は、

「こんなに届いて大丈夫かな」

と思っていました。

冷凍庫がパンパンになるのではないかと、少し心配していたんです。

ところが、実際に入れてみると、意外ときれいに収まりました。

小分けになっているので収納もしやすい。

使うときも、必要な分だけ取り出せます。

「これは便利だな」

と思いました。

そして、もうひとつ変化がありました。

毎週の買い出しで、お肉を買わなくなった

今まで毎週していた買い出し。

そのたびに、お肉を買っていました。

それが、ふるさと納税で届いたお肉があることで、買わなくてよくなりました。

当然ですが、荷物が少なくなります。

そして、レジで支払う金額も、いつもより数千円違いました。

もちろん、ふるさと納税は税金の控除を受ける仕組みなので、単純に「お肉が無料になった」という話ではありません。

でも、普段の家計で購入していた食品を返礼品に置き換えることで、毎日の買い物の負担を減らすことはできます。

今回は、それを実感しました。

いつもと違う生活サイクルには、少し違和感もある

ただ、すべてが最初から快適だったわけではありません。

いつもなら、スーパーに行って、お肉を買う。

それが今は、

「冷凍庫にあるから買わない」

という生活になりました。

いつもと違う。

買い物のサイクルも違う。

その違いが、最初は少し気持ち悪いような感じもありました。

人間って、意外と「いつものやり方」に慣れているんですね。

でも、しばらくすると、

「これでいいんだ」

と思えるようになりました。

お米については、最近少し価格が落ち着いてきたので、今はスーパーで必要な分を購入しています。

ふるさと納税の返礼品を何にするかも、その時々の家計や価格を見ながら変えていけばいい。

そんなふうに考えるようになりました。

資産が増えないときは、資産残高だけを見ない

今回のことで思ったのは、資産形成というと、どうしても投資のことばかり考えてしまうということです。

投資信託の積立額を増やす。

NISAを活用する。

運用益を増やす。

もちろん、これも大切です。

でも、教育費がかかる時期には、投資に回せるお金が少なくなることもあります。

そんなときに、

「もっと積み立てなければ」

と焦ってしまうと、気持ちが疲れてしまいます。

だから、積み立ては無理のない範囲で続ける。

そして、投資以外のところにも目を向ける。

食費を見直す。

ふるさと納税を見直す。

買い物の仕方を変える。

家にあるものを上手に使う。

ひとつひとつは、大きな金額ではないかもしれません。

それでも、こうした小さな見直しが毎日の家計につながっていきます。

資産形成は「投資額を増やすこと」だけではない

最近、資産がなかなか増えないことで、少しざわざわしていました。

でも、今回ふるさと納税を見直してみて、少し気持ちが変わりました。

資産残高が増えていない期間にも、できることはある。

投資信託の積立額が思うように増やせない時期にも、家計を整えることはできる。

そして、それも資産形成のひとつなのだと思います。

焦ったときほど、同じ数字を何度も見るのではなく、少し違うところを見てみる。

今回は、たまたまそれが「ふるさと納税」でした。

結果として、食費の見直しにもつながり、毎週の買い物も少し楽になりました。

資産が増えないと感じるとき。

投資信託の積立額が少ないと感じるとき。

そんなときこそ、無理に積立額を増やそうとせず、今の暮らしの中でできることを探してみる。

積み立ては淡々と続けながら、別のところを整えていく。

今の私には、そのくらいのペースがちょうどいいのかもしれません。

資産2,000万円で変わった「お金の器」と「心の器」|お金に振り回されないために

資産形成を始めたころは、とにかくお金を増やしたいと思っていました。

貯金が増えるとうれしい。

投資で資産が増えるとうれしい。

「次は1,000万円」「その次は2,000万円」と、目標を決めながら少しずつ資産を積み上げてきました。

以前は、資産の金額そのものが大切でした。

ところが、2,000万円という金額が見えてきたころから、少しずつ考え方が変わってきました。

お金は、増やせばそれで終わりではない。

増えたお金を落ち着いて持てる自分になることも大切なのではないか。

そんなことを考えるようになりました。

資産2,000万円で「お金の器」を意識するようになった

資産が少ないころは、数十万円、数百万円の増減でも気になりました。

投資をしていれば、資産は毎日のように動きます。

増えればうれしい。

減れば不安になる。

そんな気持ちになるのは、自然なことだと思います。

でも、資産が積み上がってくると、一つのことに気づきました。

資産の金額が大きくなればなるほど、自分の感情まで大きく揺れていたら疲れてしまうということです。

そこで意識するようになったのが、「お金の器を広げる」ということでした。

お金の器というのは、たくさんのお金を使えるという意味ではありません。

増えたお金を冷静に受け止められること。

減ったときにも慌てずにいられること。

必要なときには、きちんと使えること。

そして、お金を持っていることを必要以上に人に見せないこと。

そんなことを含めて、自分の中では「お金の器」だと考えています。

資産の増減に、以前ほど動じなくなりました

投資をしている以上、資産が増えたり減ったりすることは避けられません。

以前は、その数字を見るたびに気持ちが動いていました。

今は、もちろん数字は確認します。

でも、以前ほど気にならなくなりました。

「今日はこれだけ減った」

「今日はこれだけ増えた」

と、一喜一憂することが少なくなっています。

これまで上がる相場も下がる相場も経験してきたことで、

「こういうこともある」

と思えるようになったからです。

リスクがなくなったわけではありません。

ただ、リスクに対して、そのときどきで対応すればいいと思えるようになりました。

これも、資産形成を続けてきたからこそ身についた感覚なのかもしれません。

資産を増やすことばかり考えていたころには、分からなかったことでした。

お金の器と一緒に「心の器」も広げていく

そして、もう一つ大切だと思うようになったのが、心の器です。

資産が増えても、人と比べてばかりいたら、いつまでも満足できません。

「あの人のほうがお金を持っている」

「もっと増やさなければ」

「まだ足りない」

そんなことばかり考えていたら、資産がいくら増えても安心できないと思います。

だから、感情の振れ幅をできるだけ小さくすることを意識しています。

うれしいときも、浮かれすぎない。

嫌なことがあっても、必要以上に引きずらない。

お金が増えても、急に生活を変えない。

人と比べない。

そんな小さなことの積み重ねです。

心の器が少しずつ広がってくると、お金との付き合い方も変わってきました。

「貯める」だけではなく、大切なことにはお金を使う

資産形成というと、「いかにお金を使わずに貯めるか」というイメージがあるかもしれません。

私自身も、最初はそうでした。

でも、資産が積み上がってくるにつれて、使うことも大切だと思うようになりました。

ただし、何でも使うわけではありません。

ここぞという大事なものには、きちんとお金を出す。

これは、自分の中で決めています。

たとえば、子どもの運転免許にかかる費用。

成人式の費用。

家族にとって大切な節目。

今しかできない経験。

そういうものには、「もったいないから」と必要以上に迷わないようにしています。

普段は節約する。

無駄なものには使わない。

でも、大切なところではしっかり使う。

そのメリハリが分かってきたことも、資産形成を続けてきた中での変化です。

プレゼントも「後悔しない方」を選ぶ

人にプレゼントをするときも、以前とは少し考え方が変わりました。

2つの商品で迷って、どちらにするか決めきれない。

そんなときは、私は高い方を選ぶと決めています。

もちろん、「高いものを贈るのが正解」という意味ではありません。

安い方を選んで、あとから「あっちにしておけばよかった」と後悔するくらいなら、最初から自分が納得できる方を選びたい。

せっかく誰かに贈るものなら、気持ちよく渡したいと思うからです。

お金を使うことへの不安が、以前より小さくなったのだと思います。

「減るから使わない」ではなく、

「大切なことだから使う」

という考え方ができるようになりました。

資産が増えると、人との距離感も変わってきました

お金の器や心の器を意識するようになって、人との付き合い方にも変化がありました。

以前は、嫌われないようにしたいと思うこともありました。

できるだけ人に合わせて、好かれるように振る舞おうとすることもありました。

でも、今は無理に人に好かれようとは思わなくなりました。

合わない人とは、少し距離を置いてもいい。

すべての人と仲良くする必要もない。

もし嫌われたとしても、

「それはそれ。相手がそう思うのなら、それは相手の気持ち」

と受け止められるようになりました。

人を選ぶというより、人との距離感が分かるようになったという感じです。

近くにいた方がいい人もいれば、少し離れていた方が心地よい人もいます。

それでいいのだと思います。

資産額は、むやみに人に話さない

資産が増えてくると、もう一つ気をつけるようになったことがあります。

それは、資産額を必要以上に人に話さないことです。

家族に今の資産額を伝えたら、動揺するのが目に浮かびます。

だから、話すべき時が来たら、そのときに話せばいいと思っています。

周りと資産額が違っていても、自分から話すつもりはありません。

以前は、「これだけ貯まりました」と言いたくなる気持ちが、まったくなかったわけではありません。

でも今は、お金のひけらかしは危険だと感じています。

お金を持っていることを知られることで、人間関係が変わることもあります。

自分自身の感覚まで変わってしまうかもしれません。

だから、静かに持っているくらいがちょうどいい。

必要なところで使って、自分の人生を少し豊かにしてくれれば、それで十分です。

宝くじに当たったら破綻する、という意味が分かるようになりました

以前は、「宝くじに当たった人が破産することがある」という話を聞いても、あまりピンときませんでした。

せっかく大きなお金を手に入れたのに、なぜなくしてしまうのだろうと思っていました。

でも、今なら少し分かります。

お金だけが突然大きくなっても、心の器がそのままだったら、そのお金を持ち続けることは難しいのかもしれません。

使う金額が大きくなり、生活が変わり、人間関係まで変わってしまう。

そして、それが当たり前になってしまえば、元に戻ることも難しくなります。

だからこそ、資産形成では、お金を増やすことと同時に、お金を持つ自分を育てていくことも大切なのだと思います。

「淡々と」という言葉がしっくりきます

最近の自分に一番しっくりくる言葉があります。

それが、「淡々と」です。

資産が増えても、淡々と。

減っても、淡々と。

必要なリスクは取り、起きたことには落ち着いて対応する。

大切なものには、きちんとお金を使う。

人と比べない。

ひけらかさない。

無理に人に好かれようとしない。

そして、自分にとって心地よい距離感で人と付き合う。

資産2,000万円という数字は、以前の私にとって大きな目標でした。

でも、そこに近づいてみて感じたのは、数字そのものよりも、自分の中の変化でした。

お金の増減に動じにくくなったこと。

必要なところには、きちんとお金を使えるようになったこと。

人と比べなくなったこと。

無理に好かれようとしなくなったこと。

そして、お金を持っていることを、静かに受け止められるようになったこと。

お金の器を広げることは、心の器を広げることでもあるのかもしれません。

資産を増やすことだけが、資産形成ではありませんでした。

増えたお金を落ち着いて受け止め、そのお金を大切なものに使いながら、自分らしく暮らしていく。

それができるようになることも、資産形成の一つなのだと思います。

これからも、資産の数字だけを追いかけるのではなく、自分自身の器も少しずつ広げていきたいと思います。

焦らず、欲張りすぎず。

これからも、淡々と。

お金とも、人とも、自分自身とも、うまく付き合っていきたいと思っています。