SBI銀行の改悪が発表…!口座振替できない現実と、家計が直面する“前途多難”な問題
2026年6月から、SBI銀行のサービス内容が大きく変更される予定です。
これまでは「誰でも気軽に振込手数料が無料」で利用できていたのに、今後は 預金残高・給与振込・口座振替 のいずれかの条件を満たさないと、今まで通りの無料サービスが受けられなくなってしまいます。
今回のニュースを知って、私自身もあわてて家計簿を見直しました。
しかしその結果、「ネット銀行の口座振替って、思っていたより使えない…!」という現実にぶつかることになります。
SBI銀行の改悪で何が変わる?
今回の改悪で特に影響が大きいのが、振込手数料の無料枠が簡単には維持できなくなること。
今後は下記のいずれかをクリアしなければなりません。
- ① 預金を一定額以上置く
- ② 給与振込をSBI銀行に指定
- ③ 口座振替(自動引き落とし)の利用
「えっ、今まで普通に無料で使えてたのに…」と思われた方も多いのではないでしょうか。
私も同じく、その一人です。
家計簿を確認して“口座振替”に変更しようとしたけれど…
改悪を知って、まず考えたのは「口座振替をSBIにまとめれば解決するのでは?」という点でした。
しかし実際に家計簿を確認し、
水道、電気、ガスなどの毎月の固定費について問い合わせてみたところ…
✔ 多くの会社がネット銀行(特にSBI)に未対応
という驚きの答え。
- 「水道局は口座振替は地銀かゆうちょのみ」
- 「ガス会社はクレジットカードのみ」
- 「一部の保険もネット銀行に未対応」
などなど、「えっ?今の時代でもまだ?」と思う状況がたくさん出てきました。
正直、これにはガッカリ。
ネット銀行は便利な印象がありましたが、
口座振替に関してはまだまだインフラが追いついていないというのを実感しました。
預金を何百万も置く余裕はない…
SBI銀行は預金残高でも優遇がつきますが、
「何百万円も置いておけば安心」と言われても、
そんなに余裕のある家庭ばかりではありません。
私自身、教育費や生活費のことを考えると、
大きな金額を眠らせておくのは不安。
「ネット銀行の条件を満たすために、現金を動かす」のは、正直なところ現実的ではありません。
ネット銀行が口座振替に弱いという“盲点”
今回あらためて痛感したのが、
ネット銀行は便利でも、“口座振替”は弱い
という事実です。
- 公共料金の対応が地域差あり
- ガス会社や中小企業はネット銀行非対応が多い
- クレジットカードOKでも、口座振替NGのケース多数
便利さを求めてネット銀行に移行してきた人ほど、
今回の改悪で困りやすい構造になっています。
じゃあどうする?現実的に考えた3つの対処法
私自身が調べたり、詳しい人に相談したりして、
「ムリなくできる対処法」を3つまとめました。
① 給与振込を“少額だけ”SBIに寄せる
給与振込の指定といっても、全額でなくてもOK。
数千円〜数万円を振り分ける形でも条件が適用されるケースがあります。
これなら家計の流れも大きく変えずに済みます。
② 預金は“最低限だけ”置く
条件をクリアできるギリギリの金額だけ置き、
残りは運用や別口座へ。
資産効率も維持しつつ、SBIのメリットも確保できます。
③ 口座振替は「対応しているものだけ」変更
無理に全部をSBIに集める必要はありません。
- スマホ料金
- サブスク
- 保険料
などはネット銀行に対応しているケースが多いのでその範囲でOK。
今回の改悪で見えた“本当の問題”
SBI銀行だけではありませんが、
ネット銀行は便利な反面、公共料金・口座振替のインフラが整っていないという課題があります。
ユーザーとしては「せっかく口座をまとめたいのにできない」という状況。
改悪そのものは避けられませんが、
うまく付き合っていくためには
“無理のない範囲で条件を満たす”
というのが現実的な落とし所だと思います。
まとめ:ネット銀行は便利。でも万能ではない
今回のSBI銀行の改悪をきっかけに、
自分の家計を見直してみて、改めて実感しました。
- ネット銀行は便利
- だけど、口座振替はまだ弱い
- 条件クリアには工夫が必要
そして何より、
「誰でも無料」だった時代はもう終わりつつある
ということ。
だからこそ、家計の流れを把握しつつ、
できる範囲で賢く組み合わせていくことが大切だと感じています。
心咲 こはる
中学生、高校生の子二人を持つ平凡なアラフィフ主婦 今まで何も考えず会社勤めしていましたが、子供を授かってから一念発起!私の変化と気づき後、《目標貯金3,000万円達成まで》の考え方、それにに加えアッパーマス層になるという新しい目標を見つけ、 これからの変化を楽しんでいきブログに綴っていきたいとおもっています