守りながら、少しずつ試すようになった転換点

― 銀行NISAから次を考え始めた日のこと
投資を始めたからといって、
生活が劇的に変わるわけではありませんでした。
銀行でNISAを始めてから数年、
大きな成功も、致命的な失敗もなく、
家計は相変わらず忙しく、
仕事と子育てに追われる毎日。
それでも、
心のどこかで静かな変化が起きていました。
「このまま、全部任せ続けていいのかな」
不安が強くなったわけではありません。
むしろ逆で、
少しだけ“見えるようになってきた”感覚でした。
値動きがあること。
上がる年も、下がる年もあること。
一喜一憂しても、生活は変わらないこと。
銀行NISAで過ごした時間は、
増やすためというより、
慣れるための時間だったのだと思います。
慣れてくると、
自然と「制度」そのものが気になり始めました。
調べていく中で知ったのは、
NISA口座は
すべての金融機関を通じて1人1口座しか持てない
という仕組みでした。
銀行で使っていれば、
証券会社では使えない。
両方で少しずつ試す、
ということはできない。
思っていた以上に、
覚悟を求められる制度でした。
さらに、
変更したい年に一度でも買付をすると、
その年は金融機関を変更できなくなる。
積立をしている人ほど、
知らないうちに
「動けない状態」になってしまう。
制度を知るほどに、
自由であると同時に、
不器用な仕組みだなと感じました。
でもそれは、
「自分で考えること」を
前提にした制度だからなのだと思います。
銀行から証券会社へ移るには、
いくつかの手続きも必要でした。
書類を受け取り、
期限を意識し、
タイミングを間違えないようにする。
正直、
面倒だな、と思いました。
それでも、
「それでも動くかどうか」は
自分で決めるしかありません。
全部を一気に変える勇気はない。
でも、
何も考えずに任せ続けることにも、
もう戻れない。
だから私は、
守りながら、少しずつ試す、
という選択をしました。
効率よりも、
安心よりも、
まずは「自分で決める」という経験を増やす。
それが、
当時の私にできる、
現実的な一歩だったのだと思います。
投資の話ではありますが、
これは家計や仕事、
人生全体にも通じる感覚でした。
急がなくていい。
完璧でなくていい。
でも、
考えることだけは、やめない。
この転換点は、
今振り返ると、
お金の話以上に、
生き方の話だった気がしています。
心咲 こはる
子供二人を持つ平凡なアラフィフ主婦 今まで何も考えず会社勤めしていましたが、子供を授かってから一念発起!私の変化と気づき後、《目標貯金3,000万円達成まで》の考え方、それにに加えアッパーマス層になるという新しい目標を見つけ、 これからの変化を楽しんでいきブログに綴っていきたいとおもっています