お金がない不安に支配されていた頃|家計を見直しても安心できなかった理由

「お金がないかもしれない」――。
この不安が、いつも頭のどこかに居座っていました。
実際には、明日すぐ生活に困る状況ではありませんでした。働いて収入はあり、家計も一応は回っている。それでも、夜ひとりになると、将来のお金のことが次々と浮かんできます。
教育費はこの先どれくらいかかるのか。
老後資金は足りるのか。
もし病気や予想外の出費があったらどうするのか。
考え始めると、答えの出ない不安が膨らみ、気持ちが落ち着かなくなっていました。
家計を管理しているのに、不安が消えなかった
当時の私は、「家計管理をちゃんとしなければ安心できない」と思っていました。
支出を細かくチェックし、無駄を減らし、少しでも安いものを選ぶ。節約はしているつもりでしたし、周りから見れば堅実な家計だったと思います。
それなのに、不安は消えませんでした。
お金を使うたびに、
「これは本当に必要だった?」
「あとで後悔しない?」
と自分に問い続け、判断するだけで疲れていきました。
節約しているのに安心できない。
家計を見直しているのに、心はずっと落ち着かない。
今振り返ると、私はお金そのものではなく、不安に支配されていたのだと思います。
「足りない」の正体は、金額ではなかった
不安の原因は、貯金額が少なかったからでも、収入が低かったからでもありませんでした。
本当の理由は、
家計の全体像が見えていなかったこと。
毎月いくら入ってきて、何に使い、どれくらい残るのか。
将来どこで大きなお金が必要になるのか。
断片的には考えていても、「流れ」として捉えられていなかったのです。
見えないものは、人を不安にします。
どれだけ節約しても、どれだけ頑張っても、先が見えなければ安心できません。
お金の不安は、誰にでも起こる
今、この文章を読んでいる方の中にも、
- 家計を見直しているのに不安が消えない
- 貯金はあるのに安心できない
- 将来のことを考えると気持ちが重くなる
そんな状態の方がいるかもしれません。
それは、あなただけではありません。
そして、意思が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
お金の不安は、真面目に考えている人ほど強くなるものです。
この連載で書いていくこと
このブログでは、
- なぜお金の不安が消えなかったのか
- 家計を「詰める」のをやめて楽になった理由
- 教育費が一番重かった時期の考え方
- 資産が増えても不安がゼロにならない現実
こうしたことを、実体験をもとに書いていきます。
不安をなくす方法ではなく、
不安に振り回されなくなった過程を、正直に残していきたいと思っています。
▶ 次回:なぜ「お金の不安」は消えなかったのか|家計と心の関係
心咲 こはる
子供二人を持つ平凡なアラフィフ主婦 今まで何も考えず会社勤めしていましたが、子供を授かってから一念発起!私の変化と気づき後、《目標貯金3,000万円達成まで》の考え方、それにに加えアッパーマス層になるという新しい目標を見つけ、 これからの変化を楽しんでいきブログに綴っていきたいとおもっています